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発信力はコンテンツ力、赤磐市のUIターン促進プロジェクト

 岡山県赤磐市のUIターン促進施策「あかいわに戻ろうプロジェクト」のひとつ、情報発信サイト「おかえり あかいわ」の企画制作を担当しました。

 

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 赤磐市は、移住先として大人気の岡山県南西部、岡山市の隣に位置する街です。岡山と言えば桃ですが、赤磐市も桃やぶどうなどフルーツの生産が盛んで、公式キャラクターの「あかいわももちゃん」や桃柄にペイントしたガスタンクなど、桃推しに迷いはありません。ちなみにこれまで三度訪問しましたが、すべて時期外れで桃を食べる機会にはまだ恵まれていません。

 

 日本中の地方都市で最重要課題とされる人口減少の歯止めを、「まずは出身者やゆかりの人たちとのつながり作りから始めよう」というのが、このプロジェクトのコンセプト。その情報発信と、プロジェクトのサポーターとなる会員の募集を担うwebサイトを制作するのが今回の業務です。

 赤磐市の情報は、すでに存在する市や観光協会のサイトにもまとめられておりますので、それらとは違った形での情報発信をしながら、会員を獲得する必要があります。これはなかなかです。

 

 サイトのコンセプトやデザイン・タイトル・構成がおおよそ決まっていた状態での参加だったのですが、個々の独立した赤磐情報が集まったサイトでは、すでに存在するサイトとの差異も出しにくいし、目的を果たしにくいのではと思いました。赤磐出身者はもちろん、赤磐市とまだ関係のない多くの人にもどんどんアプローチしていく、別のベクトルが必要だと。

 そこで、赤磐市の情報を「ストーリー性のある記事コンテンツ」として発信することをご提案しました。例のごとく「なかなかこれといった魅力がなくて…」というお話を伺いましたが、それをコンテンツの力で解消するのが腕の見せ所です。当初予定はしていませんでしたが動画ではない分負担は少ないし、これがうまくいって、将来的に外注すること無く記事を作る体制を整えられれば、赤磐市にとっても大きな負担無く継続が可能です。

 

 何より、市の方々や市民の皆さんみずからが、自分の街の魅力を見つけ発信することは、街の活性化に最も大切な要素のひとつであり、最終的には「あかいわに戻ろう」にもつながるはずだと思いました。

 

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 記事の制作にあたっては、赤磐市にとって前例のないクリエイティブを本当に遠慮なくぶつけてしまいましたが、ご担当の方々にもご理解とご賛同をいただき、現場では非常に熱心で粘り強いご支援・ご調整をいただいたおかげで、とても楽しいモノを用意することが出来たと思います。

 自治体職員の方は本当にお忙しいのですが、何度も長い時間skypeでのミーティングにお付き合いいただき、イメージの共有が出来たのがとても大きかったと思います。スタート時は3つほどでライターも偏りのあるコンテンツですが、今後もいくつかお手伝いさせていただく予定です。

 

 ちなみに協力してもらっているライターですが、今花盛りのWEBライター業界とは違う形にしたかったというのと、たまたま良さそうな人材が近くにいたということで、私の20年来の友人であり元お笑い芸人の男と、映画「珍遊記」がきっかけで親しくなった女優さん(お楽しみに)にお願いしてみました。2人ともそれぞれ、「芸人」「女優」というベースを持っている上での取材だからだと思いますが、想像以上に素晴らしい個性を発揮してくれたと思います。

 

 

 この案件は、立ち上げよりもこの先が本当に大事な部分なので、将来的な「自分たちによる発信」の体制作りも出来る限りお手伝いしたいと思てます(会社には理解してもらおうと思ってます…)。

 ネタの見つけ方、記事構成、写真の撮り方などはもちろん一朝一夕ではありませんが、ちょっとしたコツで大きな違いが出ることは間違いありませんし、微力ながらお役に立てればと。

 

 それにしても、こういう仕事でお会いする方々は、例外無く立派な方々ばかりなので、いつもたくさんの刺激をいただきます。バイタリティ溢れる方ばかりで、「地方が元気が無い」とか一体何処の話なんだろうと。地元の桃にも絶対の自信を持っていらっしゃって、とにかく何処よりも美味しいというお話だけはお腹いっぱい聞いたので、次は実際に食べたいです。

 

 

【概要まとめ】

「おかえり あかいわ」WEBサイト制作

           記事コンテンツ制作

           アプリ制作

 

 

CD・撮影:大橋隆昭

イラスト:鈴木豆

D:DLEデザイン室

制作プロデューサー:功刀卓

WEB制作協力:バイタリフィ

アプリ制作:唐志銘

AE&PM:柏木将貴